仕事背景-医薬分業-

調剤事務の有資格者の需要が急激の伸びたのは、比較的最近の事です。

もともと病気や怪我で病院に行った場合、薬はその病院で貰うのが普通でした。

それがここ10年ほどの間に、病院で治療を受けた後に、
薬は治療をうけた病院とは別の〝調剤薬局〟と呼ばれる薬局へ
処方箋を持って行って薬をもらう、

〝院外処方〟

というシステムを取り入れる病院が増えてきました。

病気や怪我を治すのは、医師が適切な処置をする〝治療〟と、
薬を処方する〝投薬〟が付き物ですが、
西洋医学の場合、この〝治療〟と〝投薬〟を別々の人間が担当する、

〝医薬分業〟

というシステムが昔からあったのです。

医薬分業のルーツ

この医薬分業の発祥はその昔、西洋の王や領主が、

「治療も投薬も、全部一人の医者に任せたら、暗殺されてもバレないのでは?」

という猜疑心を抱いた事から始まったと言われています。

つまり、医者が善からぬ事を考えて、病気になった領主や王を診察する振りをして、
コッソリ毒を投薬した場合、専門家でない周りの人間は誰も医者の企みを見抜けないわけです。

そんな暗殺を未然に防ぐ為に診察は診察、投薬は投薬という風に役目を分けて、
お互いその仕事をチェックさせる医療システムが生まれました。

それが現在でも〝医薬分業〟として医療の現場で行われているわけです。

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